岡田美術館に常設されてある春画が肉筆で、すごく美しいと聞いていた。
岡田美術館は箱根にあり、小田原駅からバスで40分ほどのところにある。
とうとう念願かなって弾丸日帰りで美術館を堪能してきたので紹介。
アクセスは新宿駅から湘南新宿ラインでおよそ75分で小田原駅へ到着。そこからバスで小涌園に行く。
小田原駅までは電車で1,490円くらいだ。美術館までのバスも1,000円もかからないので東京から箱根までは意外と安い。
岡田美術館ってどんな美術館?
かなり敷地面積が広く、大きな庭やレストラン、足湯カフェまである。
美術館は5階まであり、陶磁器の展示数はわたしが知っている美術館で断トツ多く良品しか展示されていない。
1階と2階の陶磁器を全部立ち止まり時間をかけて鑑賞したためこの時点ですでに疲れてしまった笑
3階は絵画、4階と5階は工芸と彫刻が展示されている。
3階の絵画では2012年に再発見され話題だった喜多川歌麿の【深川の雪】の複製もあった。
タイミングがあえば複製ではなく実物が展示されている。
超巨大な肉筆の大作であり、実物が展示されたら是非もう一度鑑賞に行きたいと思っている。
一日で鑑賞するなら優先度の高いものから鑑賞することをお勧めする。
巨大な庭園をぬけると渓流散策コースもあるようだ。
春画は3階に展示されてるよ
お目当ての春画は3階に3点常設してある。
大きな看板があるわけでもなく、非常にわかりにくい場所にあったため一度通り過ぎてしまった。
このときの展示は、渓斎英泉【十二ヶ月風俗画帖】葛飾北斎【波千鳥】、菱川師政【秘戯図巻】が展示されていた。
英泉の肉筆画ははじめた見ることができ、その肌の血色や木版画との風合いの違いを楽しめた。(紹介動画みつけた)
レストラン「開化亭」もぜひ行って!
鑑賞にかなりエネルギーを使ったので速やかに美術館内のレストラン「開化亭」へ行った。
ごはんメニューはおうどんやお弁当など。お弁当は人気なようで早く行かないと完売する。
この時は、きのこのおうどんを注文した。おばんさい1品がついてくる。
麺がむちむちしてて冷え切っていた身体が温まり、元気になった。
開化亭は日本家屋を改装した建物のようです。
この日は外は寒かったのだが建物内は温かく、ゆったりとくつろいでお食事を楽しめる。
帰りは「一の湯」で源泉かけ流し温泉を楽しむ
美術館をあとにし、日帰り温泉にも行くことにした。
立ち寄ったのは「一の湯」の本館。
源泉かけ流しの温泉だったのと、建築物が国指定の登録有形文化財であるのが決め手だった。
一の湯本館へ行くには箱根湯本駅からシャトルバスが出ている。(日によってはバスが休みの時もある)
だけどタクシーで700円くらいの運賃で行けるから、その方が時間はかからない。
温泉へ入って驚いたのはシャワーがついていないこと。
江戸時代と同じように湯を桶ですくって身体に湯をかけるスタイルになっていた。
朝10時くらいに出発して夜まで箱根を堪能できてすごく充実した。夜の湘南新宿ラインは空いており、これまた快適に帰れた。
気になる展示があれば、また気軽に行こうと思う。
買ったグッズ。
美術館情報
ご利用案内開館時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:12月31日、1月1日、展示替期間
入館料:一般・大学生 2,800円 小中高生 1,800円
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1 Google map
Tel:0460-87-3931
駐車場あり(80台、うち身障者用2台)。美術館ご利用の方は駐車場金無料。
庭園、足湯カフェ、開化亭のみご利用の方は1時間無料。以降1時間ごと500円。
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一の湯 本館 日帰り温泉情報
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔ノ沢90
電話:0460-85-5334
営業時間:13:00~20:00
大人:960円 子供:480円(ともに税別)
※フェイスタオルは無料。バスタオルは一枚108円(2019年4月29日現在)
シャンプー・リンス・ボディソープ有。ドライヤー有。
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