春画ール

365日春画をみる 春画との出会いは、学生時代にみた葛飾北斎の《海女と蛸》。 春画や江戸期の性文化を現代の視点から考えるエッセイを書いています。 好きな絵師は渓斎英泉。 好きな作品は鳥居清長の《袖の巻》. 24/7 I'm into shunga art. I will spread the charms of Japanese shunga art both locally and globally. My favorite painter is Eisen Keisai. My favorite work is "Sodenomaki"painted by KiyonagaTorii

Diary いも百珍 未分類

江戸料理再現企画・2品目 奇品「玳琩環いも(ちくわかまぼこいも)」

この江戸料理再現企画は寛政元年(1789年)に成立した料理本『甘藷百珍(いもひゃくちん)』のレシピ123種類を無謀にも全て再現させる企画です。 全国のサツマイモ好きの皆さまへ捧げる全力おいもドキュメンタリー。 今回「いも百珍」から再現する2品目は奇品 玳琩環いも(ちくわかまぼこいも)」です。 前回の「肉蒲いも(かまぼこいも)」  につづいて今回は「玳琩環いも(ちくわかまぼこいも)」です。 「かまぼこの次は、ちくわww」と思ったのですが、前回の「肉蒲いも(かまぼこいも)」の生地が余りすぎていてその日に同じ材 ...

Diary いも百珍

全国のさつま芋ラバーに捧げる「いも百珍(ひゃくちん)」

さあ、はじまりました新企画「全国のさつま芋ラバーに捧げる『いも百珍(ひゃくちん)』! 江戸期には数えきれないほどの料理の専門書が出版されており、現代のわたしたちが見ても作ってみたくなるレシピがたくさん掲載されています。 近年、江戸料理の人気が高まり大手レシピサイトで江戸料理のレシピが掲載されたり「古典に親しんでもらいたい」という想いから人文学オープンデータ共同利用センターにて『万宝料理秘密箱 卵百珍』から再現した見た目もかわいい卵料理のレシピがたくさん掲載されています。 「わたしも江戸期の料理を再現したい ...

Diary 春画アレコレ

200年前の遠距離恋愛辛すぎだろ。

みなさん遠距離恋愛を経験したことありますか? またこの記事を読んでくれている方の中に、現在進行形で遠距離恋愛をしている方はいますか? 江戸時代にも遠距離恋愛は存在したのか? わたしは存在したと考えています。 なかなか連絡が取れなくて、会えるのは年に数日間という恋人たちがいたのです。 それは奥女中と、その恋人です。 わたしはこれを江戸時代の遠距離恋愛と感じ、この恋人たちの宿下りの春画を「遠距離恋愛春画」と呼び鑑賞していました。 あらかじめ伝えますが、奥女中とその恋人を遠距離恋愛中のカップルととらえ、 その春 ...

Diary 春画アレコレ

ピカソとおそろいの春画が家に来た

春画とは「性のいとなみを描いた風俗画」です。 春画はわたしの生きるうえでの喜びや活力であり、癒しなのです。 ひとりで家でお酒を飲みながら(ほとんど飲めないけど。)コレクションの春画に風を通しているときは至福の時間です。 春画を愛していた著名人はかなり多いのですが、画家のパブロ・ピカソも春画を愛したひとりです。 彼の描いた絵には、春画からインスパイアされたような男女が交わる絵や、蛸と女の絵もあります。 身体のリアルな骨格をよりも、魅せたい部分を大胆に表現する日本の春画の表現は、キュビズムの創始に影響を与えた ...

Diary 雑記

まるでルーペで見ているリアリティ。アイメジャー社のスキャナで自分のコレクションをアーカイブに

版画はじめ、個人での美術品の撮影は難しい。 撮影すると作品が光で反射したり、せっかくの作家の技巧が映らなかったりもする。 特に浮世絵は光により退色したり、きめ出しや雲母摺りなどを施していることがあるのであまり表面に物体を接触させたくない。 そのうえ自宅のスキャナやスマホでは高解像度のデータ化は難しく、一眼レフでは自分で長時間露光での撮影をするとなるとカメラを購入するところからのスタートだし、 カメラでの撮影としても何処で依頼をすれば満足のいくデータにしてもらえるのかもわからなかった。 まるで本物をルーペで ...

Diary 雑記

3年前まで浮世絵はぜんぶ手で描いてると思ってたし国貞を知らなかったはなし

ともだちが撮ってくれてなんか好きな写真なのでアイキャッチ画像にしました。 いつも大変お世話になっております。 春画―ルと申します。 インスタグラムとツイッターのフォロアーが両方とも一万人超えたので、 このタイミングで改めて「春画―ルって何者?」 という方々のために、日々行っている活動等について綴らせていただいちゃいます! 活動のキッカケは? 天保八年 歌川国芳《花結色陰吉(はなむすびいろのほどよし)》国際日本文化研究センター 活動の最初の、最初の理由は自分の手の届く範囲以外での繋がりが欲しい、というものだ ...

Diary イベント

回を重ねるごとに進化する! 春画バーの様子を公開

わたしが2年ほど前に春画について知りたい、学びたいと思ったときに春画が鑑賞できるイベントをネットで探していた。 しかしわたしが参加したいと思えるイベントがほとんどなかった。 だったら自分で主催しようと思い、やりだしたのが「春画バー」。 春画バーでは、わたしが江戸期の文献を読み再現したムラムラするお香や、男色で使用する潤滑剤を触ったり嗅いだりしてもらい、それにまつわる春画について解説するイベントです。 体験型イベントにすることで、歴史の文化との隔たりを感じさせず、「実際に存在した文化」として江戸の性について ...

Diary イベント

第3回#春画バーを銀座で開催して震えた。ありがとう ありがとう

令和元年9月7日に銀座で第3回『the shunga catharsis bar』(名前が長すぎるので #春画バー)が開催されました。 (第1回目女子限定) (第2回目男子限定) 来てくださった方々、ほんとうにありがとうございました。 かなり忙しかったので細部の記憶があんまり無いのだが、すごく楽しかったのでここに記録します。 今回のイベントの告知はTwitterだけでしました。 今までは開催させてもらったバーが12名ほどしか座れないコンパクトな空間だったのと、 春画という性の風俗画がたくさんある空間での演 ...

Diary 春画アレコレ

文化記録映画『春画と日本人』ーこれは誰のドキュメンタリーかー

軽快な音楽とともに葛飾北斎《喜能会之故真通(きのえのこまつ)》の一図がスクリーンいっぱいに映し出される。 この時点で上映後1分くらいだろうか。すでにクスリ、フフフと声が出る。 葛飾北斎《喜能会之故真通》 春画に書かれている詞書(ことばがき)が読み上げられる。 ちゅう、つっぱつっぱ、ふふう ふう すう 春画には口吸いの音や身体と身体が絡み合う音、こすれる音が書かれているのだ。 この時点で開始3分くらいだろうか、上映館内はワハハ、ケタケタと来場した人々の笑いに包まれた。 そう、これが春画の力なのだ。「わらい絵 ...

Diary 雑記

おおらかな性の時代はあったのか

「江戸時代は性におおらかだった」 そういう本を見かけるし、SNSでコメントをいただくこともある。 私自身も春画を見始めの頃はそう思った。 江戸時代は春画は嫁入り道具にもなり、ペリーの黒船が来て日米安保条約を結んだときに 友好のしるしにために春画を贈ったというエピソードは極めて有名だ。 銭湯は混浴の時代もあったし、明治のジャーナリスト宮武外骨の「猥褻風俗史」では 日本各地に陰陽石が存在し、陽物に手をあわせることもあったことが記録されている。 しかし、それは”おおらか”であり、性に寛容だったからだろうか。 わ ...

News/Event

コラムの連載のおしらせ

恋愛メディアコラムAM様でコラムの連載をはじめました。 わたしたちに必ずある性。 人生のイベントには性がつきものである。 そんな性を春画を紐解きながら考え、すこしでも心が軽くなればいいな、笑えたらいいな。そんな思いでコラムを書きます。 現在は毎月一回の連載ペースでやっております。更新したら随時SNSで投稿します。 最新のコラムはこちらよりごらんください。 【恋愛メディアコラムAMもくじ】第34回までのリンクの掲載しています。 第1回目「いまなぜ『春画』なの?私たちの『性』を考える春画の世界へようこそ」 第 ...

Diary 雑記

momo

実家から桃が届いた。 冷蔵庫に3個入れて冷やしておき、数時間してからひとつだけ取り出した。 包丁を洗うのがめんどくさくて、流しのところに立ち手で皮をむくことにした。 小さいころから桃が好きだったのだが、皮をむくのが面倒だった母は流しに椅子を運び、 そこへわたしを立たせ、桃の露で床を汚さないように流しに顔を出してそのままかぶりつくようにと言っていた。 だから今でも桃を切るのがめんどうなときか流しに顔を出し汁が床にたれないようにかぶりついている。 だからその日も流しで食べようと、指で桃の皮を少しだけむいた。 ...

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